目のたるみ対策は原因によって違う!効果的な解消方法は?
目のたるみは目の上にできる場合と、下にできる場合があります。目の上がたるむと、目元が腫れぼったくなり、目が小さく見えるようになります。一方、目の下がたるむと影ができやすくなり、疲れた顔に見えるようになります。
いずれも顔の印象を老けさせる点では同じですから、できることならきちんと改善したいところです。
そこで、どうやったら目のたるみを解消できるのかを解説します。
|目のたるみの原因は1つではない!
顔の筋肉は常に重力によって、下に引っ張られています。そのため顔の筋肉を固定する力が弱まってくると、顔全体にたるみが出てきます。ですから、重力が原因で目のたるみが出る場合もありますが、実は別の原因もあり得ます。
目の上にたるみができる場合は、加齢によって目の周りのコラーゲンや皮下脂肪が減少してハリが失われたことが原因と考えられます。
しかし、最近では若い人にも目の上にたるみが出ている人が少なくありません。つけまつげやマスカラの重ね付けで上まぶたが重くなり、重力に逆らえなくなっているケースや、パソコン、スマートフォンを長時間見続けることで目を酷使し、血流を悪くしていることが原因になっているケースです。
加齢や目を酷使したことでまぶたを上げ下げする筋肉の力が弱まると眼瞼下垂(がんけんかすい)にもつながるため、早めにたるみを解消することが大事です。
一方、目の下のたるみには大きく分けて3つの原因が考えられます。1つは重力に引っ張られてたるんだ頬に、目の下の皮膚も引っ張られてたるんでいるケース、2つ目は眼球を下から支える靭帯が緩み、眼球の重さで目の下にある脂肪が前に押し出されて、たるみになっているケース、3つ目は下まぶたの筋肉や皮膚が緩み、目の下の脂肪が前に引っ張られて、たるみになっているケースです。
目の下のたるみは脂肪の量と靭帯や筋肉の強さによって、できやすい人とできにくい人がいます。
|原因に合った対策をしないと治らない
目のたるみは、どんな原因で起こっているかによって、対策の方法が異なります。例えば、皮膚自体が大きくたるんでいれば、余った皮膚を切り取る必要があります。しかし、皮膚のたるみはあまりなく、目の下の脂肪が前に押し出されてたるんでいる場合は、脂肪を取り除くだけでもたるみが解消します。
つまり、たるみの原因やどのくらいたるんでいるかによって治療の方法が違ってくるということです。
いくらメスを入れない施術でたるみを解消したいと思っても、皮膚のたるみが大きく、筋肉や靭帯の力も弱まっている場合は、ただ余分な脂肪を取り除いてもたるみの解消は難しいと言えます。
仮に一時的にたるみが解消できても、眼球の重さを支えられなくなっているため、またすぐにたるみが出てしまう可能性が大きいと考えられます。ですから、たるみの原因を知るのと同時に、どの程度のたるみなのかということを正しく知って、原因と症状に合った治療法を選ぶ必要があります。
症状や原因を自己判断して、マッサージなどで刺激を与えすぎると、目の周りの薄い皮膚が色素沈着を起こすこともあるため、間違った判断で誤った対策をしないようにすることも大事です。
|軽いうちに相談すればプチ整形で治せる
目のたるみが目立つようになると、もう対策はできないのではないかとあきらめてしまいがちですが、美容整形を用いれば、たとえ重度のたるみでも改善することが可能です。もちろん、症状が軽いうちの方が、マシンを使った施術や注入施術など、選べるものがたくさんあります。
しかし、重度のたるみで悩んでいる人も、あきらめる必要はありません。目のたるみをしっかりリフトアップしておきたい人と同様の手術を行えば、治せます。
マシンや注入による施術よりも内容が少し複雑になるため、術後に腫れや赤みが出やすくなりますが、ダウンタイムが済めば、たるみがあったことが嘘のようにきれいに治ります。
症状に合わせて適切な方法で対応してもらえるので、目のたるみが気になったら、一度美容クリニックのカウンセリングを受けてみると良いでしょう。たるみのできる場所が、目の上か下かによって効果が現れやすい方法も違ってきます。
目のたるみは放っておいて自然に治るものではない上に、時間とともに加齢や重力の影響でどんどん進行してしまうものです。何もせずに放置すると悩みが解消されないどころか、日に日に深刻になってしまうため、できるだけ早く対処をしましょう。目の下のたるみは軽いうちなら、ヒアルロン酸注入のようなプチ整形でも治すことが可能です。
目のたるみは軽度なら選択肢がたくさんありますが、重度になればなるほど施術の内容が複雑で大掛かりになってしまいます。ですから、目のたるみが気になり始めたら、早めに専門医に相談し、治療を始めましょう。
|顔の印象を決定づける目のたるみは、正しい対策が必須
目元は顔の印象を左右します。ですから、目のたるみ対策は重要と言えるでしょう。
しかし、原因に応じた対策が必要な目のたるみは、間違った対策をしてしまうと症状を悪化させてしまいかねないため、素人判断は避けなければいけません。美容整形なら、軽度なたるみから重度のたるみまで対応できるため、どの程度のたるみなのか、判断や対策は信頼できる美容クリニックなどの専門医に任せるようにしましょう。
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