ご存知ですか？目のくま対策でやって良いこと・悪いこととは？
目のくまは、寝不足や疲れが溜まっているときに現れるものと思われがちですが、そうでない場合でも現れます。それは、ひと口に「目のくま」と言っても種類がいろいろあるからです。
目のくまは、それぞれ原因や症状に合わせた治療をしなければ治らないばかりか、悪化してしまうこともあります。ですから、間違った対策をしないためにも、目のくまについて詳しく知っておきましょう。
｜やりがちなNG対策とは？
「目のくまは血行が悪いからできているはず」と思い込んで、目の周りをマッサージしたり、温めたりしている人は多いのではないでしょうか？しかし、そのくまは本当に血行が悪いせいで現れたくまでしょうか？
実は目のくまには4種類あります。そのうちマッサージで解消できるくまは、疲れ目や寝不足、冷え性などで血行が悪くなっているときにできる青っぽいくまだけです。
目の下に脂肪が多く、たるみができている赤っぽいくまや、逆に皮下脂肪やコラーゲンの不足でくぼみができている黒っぽいくまは、マッサージをしても解消されません。また、目の下を刺激しすぎたことで色素沈着を起こしている茶色っぽいくまは、マッサージをすると悪化してしまいます。
目の下にくぼみやたるみができているくまの場合も、力の入れ具合によっては、力が弱まっている目の周りの筋肉や靭帯を傷つけてしまい、症状が悪化させることもありますから注意が必要です。
｜目の下のくまを解決するには、根本の原因を知ろう
目の下にくまができたとき、根本の原因を解決しようとせずに、とりあえず見た目をごまかそうとメイクで隠してしまう人も少なくないはずです。それは「目のくまは見た目を老けさせる」、「くまが目立つと疲れた顔に見える」と言った印象だけを気にしてしまうからです。
確かに、メイクでくまの色を目立たなくしたら、それだけで安心できるところもあります。しかし、メイクでごまかすことを続けていると、どんどん厚塗りにしなければ隠せなくなってくるのではないでしょうか？
それはくまの原因を取り除かないまま、厚塗りのメイクで皮膚に刺激を与え続けたまま、症状を悪化させているからです。メイクを厚くすると、その分メイクを落とすのも大変になってきます。こすって落とすと色素沈着が起こりやすくなるうえに、きちんとメイク落としができず、油分の多い化粧品が肌に残ってしまうと、紫外線の影響で色素沈着が起こりやすくなります。
メイクで隠そうとしたために、別の原因のくまを作ってしまうこともあるため、安易にメイクでずっと隠す対策をすることはおすすめできません。また、くぼみが目立つ黒っぽいくまや、たるみが目立つ赤っぽいくまをメイクで隠そうとすることも、避けた方が無難です。それは、肌表面の凹凸が大きいため、せっかくメイクで色を消しても光の当たり具合で影ができてしまうからです。
くまの色を隠そうとして、白っぽい色を重ね塗りすると、肌表面の凹凸が強調され、光が当たったときに濃淡を目立たせてしまいます。肌を刺激して茶色っぽいくまの原因も作ってしまううえに、元々のくまも目立たせてしまうことになるため、良いくま対策とは言えません。
やはり、目のくまは根本の原因を取り除く対策をすることが大事です。
｜目のくまは早めに正しい治療を
目のくまの原因は大きく分けて4つと言いましたが、2つ以上の原因が重なっている場合も多くあります。
ですから、自己判断で原因を1つに絞って対策しようとすると、かえって悪化させてしまうことがあるのです。目のくまは悪化してからだと対策が難しくなるため、早めに治療を始めることが重要ですが、原因や症状を自己判断して自己流の治療をすることは避けた方が無難です。
美容クリニックなどで無料のカウンセリングが受けられるため、目のくまが気になり始めたら、専門の医師に相談するようにしましょう。そして、医師のアドバイスに従って正しい治療をすることが大事です。
美容クリニックには、目のくまの治療だけでも様々な方法が用意されており、1つの原因で現れているくまでも、マシンや注入、薬剤の塗布など原因や症状に合わせて複数の方法を組み合わせることも可能です。
中には最先端の再生医療を応用した治療が受けられる美容クリニックもあるため、目のくまで悩んでいるのであれば、どのような治療が可能なのかを相談してみた方が良いでしょう。目のくまは、有効な治療方法がたくさんあるため、行動を起こしてみることで、悩みが解消される可能性は高いと言えます。
｜原因に合った治療ができれば、目のくまは必ず良くなる
目のくまに悩んでいる人は老若男女を問わず、かなり多いのではないでしょうか？しかし、悩みを抱えたまま何もできずにいる人も少なくないでしょう。
目のくまは原因を取り除かない限り治らないため、放置はよくありませんが、間違った治療で悪化させることもあるため、原因に合った治療を行うことが重要です。原因に合った治療ができれば、必ず良くなりますから、早めに原因を突き止め、正しい治療を受けるようにしましょう。
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